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タイKingdom of Thailand

70年近くに渡り国民の和解の象徴として敬愛されてきたプミポン国王が2016年に死去し、その息子のワチラロンコン国王が2019年に即位した。以来、新国王がタクシン元首相にかつて与えた称号を剥奪したり、王室警備を担う軍と警察の部隊を国王直属に改め、憲法には国王が摂政を置かずに外遊できる規定などを盛り込むなど政治介入を強める姿勢を見せている。2019年の下院総選挙では多くの不正工作が報じられたものの、結果として従来の軍政が継続することに。今後も政治混乱に陥る可能性があるが、一応の政治的安定は存在しており、企業の事業活動に大きな支障は生じていない。
一方、TPP=環太平洋パートナーシップ協定参加に向けての準備も着々と進んでおり、これが実現すれば日本にとっては関税コストの削減、中国への輸出可能性、累積原産性のルールによる柔軟性など貿易のチャンスがさらに拡大することになる。
親日的国民性、アジアの中では整った公共インフラなどに加え、日本とアジア、世界をつなぐ「ハブ」としての存在意義、タイに進出している日本企業数は4,567社(JETRO調査)あり在留邦人が10万人近くいることから日本製品への需要拡大、そして安価な人件費・事業コストと、タイに投資するメリットは大きい。

地理情報

国 名 タイ王国(タイ語名:プラテート・タイ/英語名:Kingdom of Thailand)
首 都 バンコク(タイ語名:クルンテープ・マハーナコーン* 英語名:Bangkok)
*正式名称:クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
国土面積 51万3,120平方キロメートル(日本の約1.4倍)
地 理 インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占め、北はラオス、東はカンボジア、西はミャンマー、そして南はマレーシアと国境を接する。また、東にタイランド湾、西はアンダマン海を臨む。タイ中央部をチャオプラヤー川が、そしてラオス国境をメコン川が流れる。
気 候 熱帯性気候で、年間の平均気温は約29度。季節は11月~2月の乾期、3月~5月の暑期、6月~10月の雨期に分かれる。
GMTとの時差 +7時間、日本との時差は2時間(日本が正午の時、タイは午前10時)

基礎統計

人 口 6,779万人(2018年 / IMF)
GDP 5,049億米ドル(2018年 / IMF)
1人当たりGDP 7,448米ドル(2018年 / IMF)
GDP成長率 4.1%(2018年 / IMF)

国民・社会

民 族 タイ族が約85%、中華系(10%)、その他少数民族。
言 語 タイ語が公用語。
宗 教 仏教(95%)、イスラム教(4%)、キリスト教(0.6%)等。
通 貨 バーツ(baht)、補助通貨単位はサタン(satang)。
識字率 92.9%(2015年、15歳以上 / UNESCO)
最低賃金 最低賃金は各都県で異なり、10地域に分類されている。2020年1月1日に改定された最低賃金は日額313~336バーツで、5~6バーツの引き上げとなる。

政治

政治体制 立憲君主制(1932年以降)
元首 マハ-・ワチラロンコン・ボテインタラーテーパヤワランクーン国王陛下 (2016年10月13日即位、1952年7月28日生まれ)
首相 プラユット・チャンオチャ首相(2014年8月25日就任、1954年3月21日生まれ)
行政組織 中央行政組織は1府19省から構成されている。
議会制度 2014年7月22日に施行された暫定憲法により、国民立法議会(最大定員220名)による一院制が続いている。ただ、2017年4月6日の新憲法施行により、制度として上院・下院の二院制が定められており、選挙実施後に復活する見通しとなっている。新憲法では、上院の定数は250名(任期4年)、下院の定数は500名(任期4年)と定められている。下院は小選挙区と比例区に分かれているが、総議席数は小選挙区の得票率で決まる。
地方行政制度 全国で77県(チャンワット)に分かれ、更に郡(アンプアー)、町(タムボン)、村(ムーバーン)に細分化される。県知事と郡長は内務省によって任命される。
現在の
政治的状況
タイ国内では、2000 年代後半以降から地方の低所得者層を支持基盤とする「タクシン派」と都市部の中間所得層を支持基盤とする「反タクシン派」の対立が続いてきた。2013年11月には、下院がタクシン元首相への恩赦法案を可決したことで両派の対立は激しさを増し、バンコク市内では大規模なデモが続く事態に発展した。2014年5月に政治的混乱の収拾、そして平和と秩序を名目としてタイ王国陸軍によって戒厳令が発令された。以降は軍政によって政治活動が禁止された影響もあって、国内の治安は安定している。
2019年3月24日、新憲法に基づいて8年ぶりとなる下院総選挙が実施され、プラユット首相が新政権首相として選出された。新政権は親軍政党「国民国家の力党」を中心として19政党による連立政権となり、5年ぶりの民政復帰を果たした。

日系企業

日系企業
進出数
日系企業総数(拠点数)は4,198社(2018年10月1日時点)(外務省「海外在留邦人数調査統計(令和元年版)」)

実 績
株式会社レインはタイの調査会社(リサーチ会社)として以下の実績があります。

  • デジタルマーケティング企業調査
  • エレベーターブランドポジショニング調査
  • 人事制度に関する調査
  • 企業調査
  • 日本のインバウンド観光市場調査
  • ベビー関連商材市場調査
  • 工業団地調査
  • 再生可能エネルギー調査
  • OTC市場調査
  • お菓子市場調査
  • 音楽レッスン市場調査
  • 美容業界アポイント取得
  • ATM市場調査
  • 建築部材市場調査・パートナー候補調査