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アラブ首長国連邦United Arab Emirates

アラブ首長国連邦は、1950年代に石油が発見されて以来急速に変貌を遂げ、1人当たりのGDPは中東・アフリカ地域ではカタールに次いで第2位に位置している。
経済的には、国内原油の大部分を産出するアブダビと、貿易と観光及び金融に力を入れているドバイの2首長国が政治・経済・軍事の面で主導権を握っている。
原油輸出を背景としたアブダビは、近代的な高層ビル群や大型ショッピング・センターが建設されており、2030年の完成を目指したアブダビ首長国の行政機関を移転する都市開発が進められている。
ドバイも21世紀に入ってから多くの超高層ビルや大型ショッピングモールなどの建設が世界的にも話題になった。人工衛星から見える唯一の人工島群や砂漠の人工スキー場、世界最大のテーマパークなど、観光資源の開発に力を入れており、石油資源に頼らない発展を目指している。
日本との関係も深く、石油や自動車、建設など様々な分野の日本企業がビジネスの拠点を構えており、ドバイ・メトロは日本企業が中心となって建設が進められたプロジェクトとなっている。

地理情報

国 名 アラブ首長国連邦(英語名:United Arab Emirates)
首 都 アブダビ市(英語名:Abu Dhabi)
国土面積 8万3,600平方キロメートル(北海道とほぼ同じ)
地 理 7つの首長国から構成されるアラブ首長国連邦は南西アジアに位置し、アラビア半島の南東部でアラビア湾とオマーン湾に面している。東部はオマーン、そして南部および西部はサウジアラビアと国境を接している。国内は砂漠が大半を占めている。
気 候 砂漠気候で、年間を通じて雨はほとんど降らない。11月~3月は冬季で平均気温が20度前後だが、6月~9月の夏季は50度近くまで気温が上昇する。また、海岸に近いことから、湿度が80%前後と非常に高い。
GMTとの時差 +4時間、日本との時差は5時間(日本が正午の時、アラブ首長国連邦は午前7時)

基礎統計

人 口 1,014万人(2017年 / IMF)
GDP 3,826億米ドル(2017年 / IMF)
1人当たりGDP 3万7,733米ドル(2017年 / IMF)
GDP成長率 0.8%(2017年 / IMF)

国民・社会

民 族 アラブ首長国人が19%、その他の国のアラブ人・イラン人23%、南アジア人50%、その他8%となっている。
言 語 アラビア語が公用語。共通語として英語も用いられる。
宗 教 国教はイスラム教。
通 貨 UAEディルハム(Dirham)、補助通貨単位はフィルス(Fils)。1UAEディルハム = 100フィルス。
識字率 92.8%(2015年 / UNESCO)
最低賃金 アラブ首長国連邦には最低賃金制度がないため、労働者は雇用者と交渉しなければならない。(日本貿易振興機構)

政治

政治体制 7首長国による連邦制
元首 ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領(2004年11月3日就任、1948年1月25日生まれ)
副大統領 ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領・首相(2006年1月5日就任、1949年7月15日生まれ)
行政組織 2017年10月19日の内閣改造により、行政組織は31の省で構成されている。
議会制度 議会は連邦国民評議会の一院制で定数は40議席。選挙により選出される20名、及び各首長の勅選により任命される20名で構成される。任期は4年。
地方行政制度 アブダビ首長国、ドバイ首長国、シャールジャ首長国、アジュマーン首長国、ウンム・アル=カイワイン首長国、フジャイラ首長国、ラアス・アル=ハイマ首長国で構成されている。
現在の
政治的状況
22004年11月2日、1971年の独立から大統領の地位にあったザーイド大統領が逝去。翌3日に、長男であるハリーファ皇太子が新大統領として就任。新大統領の下においても、前大統領の穏健路線が継承されている。近年は国家戦略に沿って、省庁の再編など内閣改造を頻繁に行っていて、女性や若者の閣僚が増えている。

日系企業

日系企業
進出数
日系企業総数(拠点数)は337社(2017年10月1日時点、外務省「海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)」)

実 績

  • 現地財閥等調査