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台湾Taiwan

第2次世界大戦中、台湾は日本の統治下にあった。現在も親日家が多い。90年代以降台湾の政治情勢は大きく変わり、91年12月には約40年ぶりの国民代議員選挙を実施、96年には台湾初となる直接選挙による総統選挙が行われるなど、民主化が進んできた。
経済的には、戦後米国の援助により経済基盤を築いた後、政府主導による輸出志向型経済を確立している。80年代には「台湾の奇跡」ともよばれる経済発展を遂げ、アジアNIEsの一つに選ばれている。90年代には産業高度化が推進され、IT産業が主要産業に成長した。親日の影響もあり、日本企業の台湾進出は小売業や飲食業といった非製造業が多いのが特徴となっているが、製造業の進出も機械設備部門や電子部品において堅調に増加。
2018年の台湾経済は、実質GDP成長率が前年比2.6%と、前年の3.1%からやや低下。貿易は輸出入ともに増加し、輸出額は過去最高、輸入額は過去2番目の水準を記録した。対外直接投資全体に占める中国の比率は2016〜17年と4割台を維持していたが、2018年はついに4割を下回った。蔡英文政権樹立後、中台関係は現状維持の方針で、海峡両岸経済協力枠組協定(ECFA)の進展がみられない。他方、同政権は引き続き「新南向政策」の推進により、対象国との関係強化をはじめ、「中国という単一市場への過度な依存」からの脱却、リスク分散に努めている。2018年11月の統一地方選挙で蔡英文政権は回復不可能と思われるほどの大敗北を喫したが、その後中国と香港の関係悪化、米中貿易摩擦の影響でアメリカが台湾の応援をしたことなどにより、2020年1月の総統選挙では同政権が圧勝し再選。

地理情報

国 名 台湾(英語名:Taiwan)
首 都 台北市(英語名:Taipei)
国土面積 3万6,000平方キロメートル(九州よりやや小さい)
地 理 台湾は太平洋西部に位置し、台湾本島と蘭嶼などの周辺諸島、澎湖諸島、及び金馬地区と東沙諸島・南沙諸島から構成されている。日本の与那国島から約107kmの距離にあり、西海岸は台湾海峡を隔てて中国大陸を臨んでいる。南はバシー海峡を隔てフィリピンと接している。
気 候 台湾はほぼ中央を通る北回帰線を挟んで、北部が亜熱帯、南部が熱帯に属している。台北市は1年中温暖で、日本のようにはっきりとした四季はないが、12月~2月が冬、5月~10月が夏となっている。(厚生労働省検疫所)
GMTとの時差 +8時間、日本との時差は1時間(日本が正午の時、中華民国は午前11時)

基礎統計

人 口 2,359万人(2018年 / IMF)
GDP 5,899億米ドル(2018年 / IMF)
1人当たりGDP 2万5,008米ドル(2018年 / IMF)
GDP成長率 2.6%(2018年 / IMF)

国民・社会

民 族 漢民族が96.7%を占め、残り2.3%は台湾原住民。
言 語 公用語は中国語(北京語)、他に台湾語や場所によっては客家語、台湾原住民の諸言語を使用。
宗 教 憲法で宗教信仰の自由を保障。道教・キリスト教・仏教が多い。
通 貨 台湾元、或いはニュー台湾ドル(New Taiwan dollar、圓)、補助通貨単位は角、分。
識字率 98.9%(2018年、15歳以上 / 台湾内政部統計局)
最低賃金 2020年より、月額最低賃金を2万3,800元に設定。

政治

政治体制 民主共和制
国家元首 蔡英文総統(2016年5月20日就任、1956年8月31日生まれ)
副総統 陳建仁副総統(2016年5月20日就任、1951年6月6日生まれ)
行政組織 台湾では、三民主義の考えに従って「立法」、「司法」、「行政」、「考試」、「監察」の五権分立制が採られており、行政には行政院が設置されている。行政院の最高職は行政院長で首相に相当する。行政院会議には8つの部(内政部、外交部、国防部、財政部、教育部、法務部、経済部、交通部)があり、これが日本の省に相当する。
議会制度 立法院は113人(小選挙区73、原住民6、比例代表・海外華僑代表34)の立法委員(国会議員)によって構成され、立法委員は直接選挙で選ばれる。任期は4年。
地方行政制度 台湾の地方行政区分は、第1級行政区分の6直轄市、第2級行政区分の3省轄市、そしして13県に区分されている。直轄市は、中華民国行政院に直属する地上自治体であり、人口125万以上で政治・経済・文化の発展に重要な地域が指定される。各行政区分にはそれぞれ地方政府が設置されており、中央政府(行政院)の下で一定程度の地方自治を認められている。
現在の
政治的状況
台湾の蔡英文政権は、1期目任期の折り返しとなる発足2年において各種の経済指標は好調ながらも、支持率の低迷が続いた。2018年11月に実施された台湾統一地方選においては、与党・民進党が大敗しており、蔡英文総統は党主席を辞任した。政策としては中台関係の現状維持を揚げているが、経済・外交において中国による強力な圧力が働いている。2020年1月11日実施された総選挙では、中国との関係が最大の焦点となる中、蔡英文氏が57%の得票率を獲得して圧勝、再選を果たした。

日系企業

日系企業
進出数
日系企業総数(拠点数)は1,229社(2018年10月1日時点)(外務省「海外在留邦人数調査統計(令和元年版)」)

実 績
株式会社レインは台湾の調査会社(リサーチ会社)として以下の実績があります。

  • 日本のインバウンド観光市場調査
  • 5つ星ホテルバス・トイレタリー調査