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ラオスLao People's Democratic Republic

ラオスは内陸国であり、685万人が日本の本州程の広さの国土に住んでいることから人口密度は極めて低い。近年、中国によるゴムのプランテーションなどによって森林伐採が進んでいるものの、現在も山や川などの自然に溢れる国であると言える。
その人口規模と、世界最貧国とも言われる1人当たりGDPのレベルから、経済投資先としてはあまり注目を集めてこなかった。しかし、近年はアセアンの広域インフラの整備が進んだことで、ロジスティクス上の拠点などとして徐々に注目を集めており、タイプラスワンの投資先として日系企業の進出も急速に進んでいる。
ラオスは首都ビエンチャンがタイ国境に近いこともあり、これまで経済的にタイへ大きく依存してきた。一方、政治面では以前から体制が近い中国の影響を受けていたが、経済面でも2010年以降その影響力が強まっている。

地理情報

国 名 ラオス人民民主共和国(英語名:Lao People's Democratic Republic)
首 都 ビエンチャン(英語名:Vientiane)
国土面積 23万6,800平方キロメートル(日本の約63%)
地 理 国土うちの約70%が高原や山岳地帯で、シェンクアン県のプービア(ビア山)は国内最高峰(2,820m)である。中国、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムの5ヶ国と国境を接し、日本の本州ほどの広さを持つ内陸国である。(ラオス観光局)
気 候 熱帯性モンスーン気候に属し、雨季(5月~9月)と乾季(10月~4月)の2つの季節に分かれる。
GMTとの時差 +7時間、日本との時差は2時間(日本が正午の時、ラオスは午前10時)

基礎統計

人 口 668万人(2017年 / IMF)
GDP 170億米ドル(2017年 / IMF)
1人当たりGDP 2,541米ドル(2017年 / IMF)
GDP成長率 6.9%(2017年 / IMF)

国民・社会

民 族 ラオ族(全人口の約半数以上)をはじめモン族、ヤオ族、アカ族など多様性があり、その数は68とも言われ、独自の文化を育んできた。民族は大きく分けると低地ラオ族(ラオルーム)、丘陵地ラオ族(ラオトゥン)、高地ラオ族(ラオスーン)の3つになる。
言 語 公用語はラオス語で、その他に各民語が使用されている。
宗 教 仏教が90%で、南部ではキリスト教も信仰されている。
通 貨 キープ(Kip)、補助通貨単位はアット (Att) 。1キープ = 100アット。
識字率 84.7%(2015年 / UNESCO)
最低賃金 ラオス労働社会福祉省は、2018年5月1日より最低賃金を月額110万キープへ改正した。また、健康にリスクのある環境下での労働に対しては最低賃金の15%増以上が規定されている。(日本貿易振興機構)

政治

政治体制 人民民主共和制
元首 ブンニャン・ウォーラチット国家主席(ラオス人民革命党書記長、2016年4月20日就任、1937年8月15日生まれ)
首相 トーンルン・シースリット首相(2016年4月20日就任、1945年11月10日生まれ)
行政組織 政府は首相、3名の副首相、省の大臣、省と同格の組織の長といった政府閣僚に代表され、18の省及び省と同格の組織としてラオス中央銀行が設置されている。首相及び閣僚は国民議会の承認に基づき、国家主席が任命する。首相は、副大臣、県副知事、中央直轄市副市長、郡長を任免する権限を持つ。
議会制度 国民議会は一院制で定員数は149議席で、任期は5年となっている。
地方行政制度 ラオスの行政区画は、第1レベルで17の県(クウェーン)と都(ナコーン)から構成されている。これらは第2レベルである郡(ムアン、1,162)に分割される。
現在の
政治的状況
2016年1月に開催された第10回人民革命党大会で新指導部が発足し、2020年までのLDC(Least Developed Country)脱却を目標とした第8次国家経済社会開発計画が採択されている。また、2030 年までに上位中所得国入りを果たすことを目指す新たな国家目標『ビジョン 2030』が示され、 2030年までの15年間で一人当たり GDP を4倍に引き上げるという野心的な計画が掲げられている。同年3月には国民議会選挙と県人民議会選挙が実施され、4月にトーンルン・シースリット首相率いる新政府が発足している。

日系企業

日系企業
進出数
日系企業総数(拠点数)は135社(2017年10月1日時点、外務省「海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)」)

実 績

  • 放送局・新聞社調査