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アルゼンチンArgentine Republic

スペインの植民地であったアルゼンチンは、19世紀初めに独立運動が起き、1816年にスペインからの独立を宣言した。独立以来、アルゼンチンはヨーロッパからの積極的な移民の受け入れを行い、現在では南米大陸でブラジルに次ぐ大国となっている。
アルゼンチンの主要産業は農業であり、小麦、トウモロコシ、牛肉、ワインなどが主要輸出品目となっている。経済面では、アルゼンチンは過去に何度も債務不履行を起こしており、2001年の債務不履行では、債務を返済できなくなった国債を新しい国債に交換する債務再編を実施している。アルゼンチン政府は、経済危機の原因の一つである固定相場制を見直し、2002年より変動相場制に移行している。
アルゼンチンと日本は100年以上の長い友好関係を維持してきており、同国には中南米で第3位の規模となる3万人以上の日系人社会が存在している。

地理情報

国 名 アルゼンチン共和国(スペイン語名:República Argentina、英語名:Argentine Republic)
首 都 ブエノスアイレス(スペイン語名・英語名:Buenos Aires)
国土面積 278万400平方キロメートル(日本の約7.5倍)
地 理 アルゼンチンは、南米ではブラジルに次ぐ国土面積を有しており、メンドーサ州に6,962mのアコンカグアを擁する。西側や南側はチリと、北側はボリビアとパラグアイ、北東側はブラジルやウルグアイと国境を接しており、東側は大西洋に面している。
気 候 地域によって大きく異なるが、亜熱帯、温帯、乾燥帯、寒帯の4つに大別され、更に16の気候区に細分化される。
GMTとの時差 -3時間、日本との時差は12時間(日本が正午の時、アルゼンチンは午前0時)

基礎統計

人 口 4,408万人(2017年 / IMF)
GDP 6,376億米ドル(2017年 / IMF)
1人当たりGDP 1万4,463米ドル(2017年 / IMF)
GDP成長率 2.9%(2017年 / IMF)

国民・社会

民 族 欧州系(スペイン、イタリア)97%,先住民系3%(外務省)
言 語 スペイン語(リオプラテンセ・スペイン語)が公用語となっている。他には英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、および多少の先住民言語なども使用されている。
宗 教 カトリックが多数を占めており、他にプロテスタント、ユダヤ教、イスラム教などがある。
通 貨 アルゼンチン・ペソ (peso) 。補助単位としてセンターボも存在するが、ほぼ使用されていない。
識字率 99.1%(2016年 / UNESCO)
最低賃金 国家雇用生産賃金委員会によって最低賃金が決定されている。2018年の最低賃金は月額9,500アルゼンチン・ペソ。(国際労働財団)

政治

政治体制 立憲共和制
元首 マウリシオ・マクリ大統領(2015年12月10日就任、1959年2月8日就任)
首相 マルコス・ペニャ首相(2015年12月10日就任、1977年3月15日就任)
行政組織 アルゼンチンの行政は、16の省で構成されている。
議会制度 アルゼンチンの議会は二院制で、上院(国民議会)と下院(元老院)で構成されている。上院の定数は72議席で、任期は6年。2年毎に3分の1の議席が改選される。下院の定数は257議席で、任期は4年。2年毎に約半数の議席が改選される。
地方行政制度 アルゼンチンは23の州(プロビンシア)と1つの特別区(ブエノスアイレス自治市)から構成されており、連邦政府の管理下で機能している。州・特別区の下にはデパルタメント(県・郡に相当)、パルティード、コムーナがある。パルティードは、選挙によって選出された地方長官によって統治される。
現在の
政治的状況
2015年11月に実施された大統領選では、変革を訴えたマクリ氏(中道右派)が51%超の得票率を得て選出された。そして2017年10月に実施された議会中間選挙では、上下院両院において大幅に議席を伸ばし、マクリ政権の基盤が強化されている。
ただ、中間選挙以降はマクリ政権の支持率の低下が続いているおり、2018年6月に合意したIMFからの500億ドルの融資についても国内では賛否が分かれている。2019年には大統領選が予定されており、政権においては景気回復が最優先事項となっている。

日系企業

日系企業
進出数
日系企業総数(拠点数)は100社(2017年10月1日時点、外務省「海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)」)